本日いよいよ日本選手権決勝ですよ!

 

先週1/21(土)に東大阪市の花園ラグビー場で行われた、今シーズンのラグビー真の日本一を決める戦い「第54回日本ラグビーフットボール選手権大会」準決勝を観に行った話は以前に書きました。

私の天敵だった(!?)関西人との飲み会の話

「帝京大学vsサントリーサンゴリアス」観戦記

でも、よく考えたら準決勝のもう1試合も観戦し写真まできちんと撮ってたのに、このブログでは一切触れずにいることを完全に忘れてた!!

そんな中、本日はいよいよ決勝戦!

なので決勝戦を前に、準決勝のもう1試合の結果をサラッとおさらいした上で明日の決勝戦カードを紹介しておきたいと思います。

○パナソニックワイルドナイツ 36(前半33-7/後半3-17)24 ヤマハ発動機ジュビロ●

 

準決勝第2試合で帝京大学に勝利したサントリーサンゴリアスは今シーズンのトップリーグを15戦全勝で終えたわけですが、ヤマハ発動機ジュビロはそのサントリーに敗れただけの14勝1敗で2位、パナソニックワイルドナイツはサントリーとヤマハに敗れただけの13勝2敗で3位です。つまり準決勝のもう一つのカードは今季のトップリーグ2位vs3位の戦いということになります。

じつはこの「パナソニックvsヤマハ」は、今季のトップリーグの開幕戦での対戦だったのです。

昨年度の日本選手権王者・パナソニックワイルドナイツは今季、各大学から垂涎のゴールデンルーキーをゴッソリと独り占めと言ってもいいものすごい大補強に成功しました。帝京大学OBの坂手淳史、森谷圭介選手の他にも筑波大学OB・福岡堅樹選手、大東文化大学OB・長谷川峻太選手、早稲田大学OB・藤田慶和選手、東海大学OB・平野翔平選手、そして筑波大学の現役4年生・山沢拓也選手など、有力大学のスター選手を総ざらいと言っても良いくらいの大補強です。

そしてこの開幕節からいきなり、そのゴールデンルーキーたちを積極的に起用し育てながら戦うという選択をしたんですね。

対するヤマハ発動機は、この開幕節前のインタビューで清宮克幸監督が「パナソニックに勝って優勝出来ないのとパナソニックに負けて優勝出来るのであれば、当然前者を選ぶ!パナソニックに勝ちます!」と公言し話題になりました。清宮監督の強気の源はヤマハのスクラムの強さ!セットプレーからパナソニックを崩せる自信があったのでしょう。

果たして結果は清宮監督の思惑通りヤマハFWがパナソニックFWを粉砕し、さらにパナソニックのルーキーたちがイマイチ噛み合わず、それでも僅差で最後までもつれにもつれたんですが最終的に「ヤマハ27-24パナソニック」と見事に有言実行を果たしたのでした。

ただパナソニックは第4節でサントリーに「パナソニック15-45サントリー」と大敗で2敗目を喫してからはメンバー構成を含め大幅な修正をして、しっかりとチーム力を後半に向けて高め万全を期した上でこの日本選手権に臨んで来ています。なので開幕節のヤマハが勝っているとは言えこの試合はどう転ぶのか全く読めない、そんな空気の中での対決となりました。

前半は風上パナソニックの一方的なペース。

前半9分にパナはヤマハゴール前スクラムから9田中選手が持ち出したところへブラインドWTB11福岡選手が入って来るサインプレーでそのまま先制トライを上げるとその2分後には10山沢選手が自らのキックを上手くキャッチすると芸術的なバックフリップパスで11林選手のトライを生みます。

前半2分にも10山沢選手のキックを足がかりに3トライ目を上げ、その後ヤマハにも1トライ返されますがもう2トライをたたみかけ、前半いきなり5トライ33点の猛攻でヤマハを大きく引き離します。

筑波大学4年生に在籍しながらトップリーガーになるという前代未聞の決断をしたパナ10山沢拓也選手。彼が埼玉県の深谷高校在学中からずっと彼のプレーを観続けているので、元々どれくらいのポテンシャルを持っているのかよーく知っているつもりですが、パナソニックという最高の環境を与えられたことで彼の才能は完全に開花しましたよね。スピード、巧さ、切れ味、キック力、強さ、どれをとっても非の打ち所のない、ものすごい選手に大化けする予感間違いなしです。

後半風上に立ったヤマハが怒涛の反撃を仕掛けますが、パナソニックも粘り強いディフェンスで応戦。ヤマハが後半最初のトライをあげるのに約10分も使わされたのは痛かったでしょうね。

その後もヤマハが終始攻勢に攻め続けるもののパナソニックは実に上手く対応。ヤマハにトライラインを割らせないどころか、後半24分には逆にPG成功で「パナソニック36-12ヤマハ」と24点差に広げます。つまりヤマハは残り16分で3トライ3ゴールを上げても届かない点差にされてしまったというわけで、ここで勝負ありでした。

最終的にヤマハはここからもう2トライ返し意地を見せますが、パナソニックが2年連続日本一へ王手となる決勝進出を果たしました。

 

そんなわけで本日行われる日本選手権決勝戦のカードは下記の通りとなりました。

サントリーサンゴリアス vs パナソニックワイルドナイツ

サントリーは今季全勝の絶対王者ですが、準決勝の帝京大学戦で思わぬゆるい試合(?)をしてしまい、反省しきりという状態。

対するパナソニックは序盤に2敗したもののそこから立て直し、チーム状況を上げ続けての決勝進出!

これは正直どちらが勝つのか、全く読めませんよ!

この決勝戦は本日1/29(日)秩父宮ラグビー場にて14時キックオフで行われます。なお試合の模様はNHKで生中継されますので、お時間のある方はぜひTVの前で国内最高峰の戦いを御覧ください!

なお決勝戦の登録メンバーは既に発表されていますが、サントリーの6ツイ・ヘンドリック、9流大、17森川由起乙、22中村亮土の計4選手と、パナソニックの2堀江翔太、16坂手淳史、22森谷圭介の計3選手、合計7選手が帝京大学OBです。彼らの活躍にも期待したいと思います。

 

「パナソニックvsヤマハ」出場メンバー

[パナソニックワイルドナイツ]

1 稲垣 啓太[26]新潟工業高校→関東学院大学186cm/116kg

2 堀江 翔太[30]島本高校→帝京大学180cm/104kg

3 平野 翔平[23]東福岡高校→東海大学178cm/125kg

4 谷田部 洸太郎[30]樹徳高校→国士舘大学190cm/107kg

5 ヒーナン・ダニエル[35]マリスト高校→サザンクイーンズランド大学[AUS]196cm/111kg

⑥ 布巻 峻介[24]東福岡高校→早稲田大学178cm/96kg

7 西原 忠佑[29]大阪桐蔭高校→明治大学184cm/100kg

8 デービッド・ポーコック[28]アングリカンチャーチグラマー高校183cm/103kg

9 田中 史朗[32]伏見工業高校→京都産業大学166cm/72kg

10 山沢 拓也[22]深谷高校→筑波大学(4年在学中)

11 福岡 堅樹[24]福岡高校→筑波大学175cm/83kg

12 林 泰基[31]大阪桐蔭高校→立命館大学176cm/85kg

13 リチャード・バックマン[27]ネイビアボーイズ高校[NZ]184cm/94kg

14 山田 章仁[31]小倉高校→慶應義塾大学182cm/88kg

15 笹倉 康誉[28]向上高校→関東学院大学186cm/92kg

[リザーブ]

16 坂手 淳史[23]京都成章高校→帝京大学180cm/104kg

17 田村 エムセン[21]キングス・カレッジ高校→オークランド大学[NZ]184cm/106kg

18 ヴァル・アサエリ愛[27]正智深谷高校→埼玉工業大学187cm/115kg

19 飯島 陽一[33]岡谷工業高校→大東文化大学190cm/102kg

20 ベン・ガンター[19]ブリスベンボーイズ高校[AUS]192cm/115kg

21 内田 啓介[24]伏見工業高校→筑波大学179cm/86kg

22 森谷 圭介[22]正智深谷高校→帝京大学184cm/90kg

23 タンゲレ・ナイヤラボロ[25]スバグラマースクール[FIJ]195cm/125kg

 

 

[ヤマハ発動機ジュビロ]

1 仲谷 聖史[35]島本高校→立命館大学170cm/105kg

2 日野 剛志[26]筑紫高校→同志社大学172cm/100kg

3 伊藤 平一郎[26]大分舞鶴高校→早稲田大学175cm/115kg

4 大戸 裕矢[26]正智深谷高校→立命館大学188cm/104kg

5 デューク・クリシュナン[28]ブケマタジャム高校[MYS]195cm/120kg

6 ヘル・ウヴェ[26]セント・トーマスカンタベリー高校→拓殖大学193cm/115kg

⑦ 三村 勇飛丸[27]佐野高校→明治大学178cm/96kg

8 松本 力哉[26]汎愛高校→龍谷大学186cm/105kg

9 矢富 勇毅[31]京都成章高校→早稲田大学176cm/85kg

10 大田尾 竜彦[34]佐賀工業高校→早稲田大学181cm/93kg

11 田中 渉太[30]佐賀工業高校→早稲田大学170cm/75kg

12 ヴィリアミ・タヒトゥア[25]エッジウォーター高校[NZ]183cm/102kg

13 マレ・サウ[29]タンガロア高校[NZ]184cm/98kg

14 伊東 力[27]諫早農業高校→龍谷大学173cm/80kg

15 ゲラード・ファンデンヒーファー[27]ブレトリア大学[RSA]192cm/102kg

[リザーブ]

16 加藤 圭太[33]桂高校→筑波大学175cm/97kg

17 山本 幸輝[26]八幡工業高校→近畿大学181cm/118kg

18 山村 亮[35]佐賀工業高校→関東学院大学186cm/120kg

19 八木下 恵介[32]大東文化大学第一高校→日本体育大学185cm/100kg

20 モセ・トゥイアリイ[35]ケルストンボーイズ高校[NZ]191cm/110kg

21 吉沢 文洋[25]飯田高校→筑波大学172cm/77kg

22 清原 祥[23]荒尾高校→東洋大学174cm/77kg

23 宮澤 正利[28]桐蔭学園高校→早稲田大学170cm/80kg

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ジチョー人見 誠

ジチョー人見 誠

パチンコ業界一筋30年、都内パチンコ店の営業責任者の50歳!岡山県岡山市出身!関西(かんぜい)高校入学後ラグビーと出会い、そのままラグビーに没頭!高校3年時にはラグビー部主将を務め~帝京大学でもラグビー部に在籍。息子も帝京大学ラグビー部に所属、史上初の親子部員。今でも足しげくグラウンドに足を運び、年間約120試合観戦している。

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