高校ラグビー新人戦東京都予選準決勝「國學院久我山vs早稲田実業」

試合結果

2018年(平成30年)1月28日(日)12:00キックオフ

於:戸吹スポーツ公園ラグビー場

高校ラグビー新人戦東京都予選準決勝(25分ハーフ)

○國學院久我山 64(前半17-7/後半47-14)21 早稲田実業

 

 得点経過(前半)

前半5分 久我山は早実G前ラインアウトからモール〜右展開〜FWゴリゴリ〜左展開で4が先制T,10G「國學院久我山7-0早稲田実業」

前半11分 久我山はハーフウェー付近スクラムから右展開で11が抜け出しビッグゲイン〜フォローした14がT,10G×「國學院久我山12-0早稲田実業」

前半13分 久我山が自陣からビッグゲインで一気に敵陣G前へ迫り左展開で11がトライかに見えたがラストパスがスローフォワードの判定〜早実がラインオフサイド

前半14分 久我山は敵陣G前で得たペナルティーから速攻FWタテ〜左展開で11T,10G×「國學院久我山17-0早稲田実業」

前半20分 早実は敵陣スクラムから左右に連続展開もノックオン

前半27分 早実は敵陣スクラムから左展開〜ブラインドWTB14が抜け出しそのままT,10G「國學院久我山17-7早稲田実業」ここでハーフタイム

 

 得点経過(後半)

後半30秒 キックオフをキャッチした久我山が左展開もパスミス〜それを早実14がキャッチしそのまま中央へノーホイッスルトライ10G「國學院久我山17-14早稲田実業」

後半3分 リスタートキックオフを久我山がゲットしそこから連続展開でトライ目前も早実がよく絡みターンオーバー成功〜しかし早実が慌ててノックオン〜早実G前で久我山スクラムへ

後半4分 久我山は敵陣G前スクラムから左右に連続展開しタテを突いた12がT,10G×「國學院久我山22-14早稲田実業」

後半6分 リスタートキックオフから早実が攻撃も自陣でターンオーバーした久我山11が抜け出し約80m独走T,10G「國學院久我山29-14早稲田実業」

後半7分 リスタートキックオフから久我山は左展開で12が抜け出しそのままトライかと思われたが14へのラストパスがスローフォワード

後半9分 早実が自陣スクラムからタッチキック〜久我山がチャージ〜2がインゴールで押さえT,10G「國學院久我山36-14早稲田実業」

後半10分 リスタートキックオフから久我山は2と3が相次いでビッグゲイン〜左展開で15〜14T,10G「國學院久我山43-14早稲田実業」

後半12分 リスタートキックオフから久我山は左展開で13がビッグゲイン〜15〜14T,10G「國學院久我山50-14早稲田実業」

後半14分 久我山がセンタースクラムから左展開〜14が抜け出しそのままT,10G「國學院久我山57-14早稲田実業」

後半20分 早実は久我山G前で得たペナルティーからスクラムを選択〜久我山が押し込むがアングルを取られる〜早実速攻〜8がそのまま飛び込みT,10G「國學院久我山57-21早稲田実業」

後半22分 久我山が敵陣G前でターンオーバーに成功〜右展開〜10が裏チョンも久我山ノックオンで早実スクラムに!

後半29分 久我山は敵陣G前スクラムから左展開でタテを突いた12がT,10G「國學院久我山64-21早稲田実業」ここでノーサイド!

※観戦者が “そう見えた“ 通りに書いてる “非公式記録“ ですので、名前等の間違いやルール解釈ミス等があってもご容赦ください(笑)

 

観戦記

つい数週間前まで花園ラグビー場で行われていた全国大会でベスト8まで進出した、押しも押されぬ東京随一の強豪校・國學院久我山!新チームとしての準備期間は全チームの中で一番短かった同校は3回戦「國學院久我山99-5合同A」と初戦は快勝も、準々決勝では「國學院久我山38-28明大中野」と大苦戦もなんとか勝ち切って準決勝進出を果たしています。

昨年度は圧巻の大型FWを駆使してパワフルなラグビーを展開し春の選抜も冬の花園も全国ベスト8に食い込んだ國學院久我山ですが、今季も大型FWは健在ですね。そしてFWだけじゃなくBKも押し並べて大型!スキルの部分だけじゃなくフィジカル(身体の強さ)でも勝負できるのは大きな武器ですね。

対する早稲田実業は3回戦「早稲田実業24-5都日比谷」、準々決勝「早稲田実業47-7保善」。近年は常に上位に食い込み、安定した力を発揮しています。

早実BK陣は揃ってスピードも展開力もありますし、FWにもサイズがありスピード豊かなキープレーヤーがちらほらと見受けられます。ラグビーにおいては基本的にフロック的なまぐれの勝利はありません。強い方が勝つのがラグビーなので、早実がこれだけコンスタントに上位進出を果たしているということは中長期的な強化が着実に進んでいるということでしょう。

さて肝心の試合の方ですが、前半から久我山が圧倒する展開。まずFW戦は圧倒的に久我山優勢ですし、早実BKはスピードも展開力も個々のランニングスキルもありかなり良いアタックを仕掛けますが、久我山ディフェンスが全く乱れません。その久我山ですが、アタックではキックを完全に封印。敵陣はもちろんのこと自陣G前からでも全くキックを使わず徹底的に展開しフェーズを重ねつつ、早実ディフェンスの穴を探しながら圧力をかけ続ける展開。

ぶっちゃけ早実ディフェンスがよく頑張ったからこそ久我山は前半3トライに止まったのかなという印象です。早実は久我山が一切キックを蹴らないのでひたすら長い時間をディフェンスに費やさざるを得ませんでしたが、何とかその3トライに抑えると、前半ロスタイムにスクラムから左展開でブラインドWTBが入るサインプレーでまんまとトライを奪い、前半はトライ数3本-1本で終了。

そして後半開始早々ファーストプレーで久我山のパスミスを突いた早実14がノーホイッスルトライ、ゴールも成功し「國學院久我山17-14早稲田実業」と3点差まで追いすがりましたが・・・そこから久我山が怒涛の猛攻を見せます。

おそらく前半ありとあらゆるところへアタックを仕掛け続けた中で、早実ディフェンスの2セン(アウトサイドCTB)とWTBの間のところにディフェンスの穴があると分析したんじゃないかと感じたんですが、トライを取ってはリスタートキックオフからBK展開しそこの部分を突いて抜け出しノーホイッスルトライ・・・というパターンが何本も連続して見られました。そして外ばかりに意識が行くとFWがタテ突破、何とか止めると外側へ展開。久我山の攻撃が理詰めできちんと状況判断出来ているというのもありますが、前半から延々とディフェンスで身体を当てさせられ続けたことでスタミナを持って行かれたのか早実の選手は後半途中から足が止まりがちになっちゃいましたね。久我山に半身ずらされた状態で無理にタックルに行かざるを得なくなり、肩などを負傷する選手も続出しました。タックルはしっかりとヒットしないと思わぬ大ケガにつながるんですよね。

最終的に國學院久我山が完勝で決勝進出。冒頭で書いた通り新チームとなってからの準備期間が短いのでまだまだぎこちない部分もありますが、ポテンシャルは相当に高いと見ました。来週の決勝戦はどんな戦術で来るのか、楽しみです。

早稲田実業は既にかなり質の高いラグビーが出来ているので、どこまでフィジカル強化やフィットネスを高めるなど地道でしんどい基礎トレーニングをしっかりと継続できるかなんじゃないでしょうか。

あくまでも100% “観戦者の私見” ですので、「それは違う!」と思ってもクレームはご遠慮ください(笑)

 

この日グラウンドで会ったラグビー仲間たち

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ジチョー人見 誠

ジチョー人見 誠

パチンコ業界一筋30年、都内パチンコ店の営業責任者の50歳!岡山県岡山市出身!関西(かんぜい)高校入学後ラグビーと出会い、そのままラグビーに没頭!高校3年時にはラグビー部主将を務め~帝京大学でもラグビー部に在籍。息子も帝京大学ラグビー部に所属、史上初の親子部員。今でも足しげくグラウンドに足を運び、年間約120試合観戦している。

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